日記

DIARY
2010/11/17    清泉寮KEEP周辺探鳥記
7日の美術館イベント終了後、北杜市市内にある館長ご推薦のペンション「八ヶ岳自然ヒュッテ」に宿泊する。静かな別荘地にあるこのペンションは日本野鳥の会協定旅館にもなっている。神奈川出身のオーナーは自然観察指導員でもあり、観察会を定期的に開いているので周辺の動植物にはとても詳しい。食事もオーナー自ら工夫した料理が多く、とてもおいしかった。
 
明けて8日。「せっかく山梨まで来たことだし、どこか寄り道してから帰ろう。」ということになった。
当工房スタッフでもある連れ合いの強い希望で学生時代にアルバイトをしていたという「清泉寮 KEEP」周辺を徘徊しようということに決まった。「山の野鳥画の取材にもなるしね。」
朝食を済ませてから車で移動、途中、八ヶ岳高原大橋を通ると左手に大きく八ヶ岳がそびえ、周囲の谷が鮮やかに紅葉している場所に着いた。あまり美しかったので車を止めてしばしの小休止。
 
「ベルビューッ!! まさに絶景とはこのことだ。」
 
橋を後にしばらく行くとすぐに目的地に着いた。駐車場の上を「ジュイン、ジュイン…。」と鳴き交わしながら冬鳥のマヒワの小群が飛んで行った。清泉寮を迂回し、徒歩で東沢渓谷の遊歩道を散策することになった。こういうこともあろうかとトレッキングシューズを履いてきたのは正解である。
遊歩道を進むともう紅葉も終りかという林に着いた。山は秋も冬も早い。コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、ウソ、キツツキの仲間のアカゲラなど森林性の小鳥が次から次へと現れ、バーダーでもある2人の眼を楽しませてくれた。
ここから下り坂となり渓流の脇の道に出るとスタッフである連れ合いが「学生時代ここでシギ科の珍鳥アオシギを見た。」と言う。「それはぜひ見てみたい。」
紅葉や清流を楽しみながら道に沿ってしばらく行くと小さな橋がある辺りまでたどり着く。ここでスタッフである連れ合いが「大きな黒っぽい鳥が飛んだっ!!」と、叫んだ。「もしやっ!!」と双眼鏡を向けるがどうやら渓流に普通の留鳥、カワガラスだったようである…。 「なぁんだ、残念っ!」
 
渓流を後に今度は登り坂。林の中を抜けるとぽっかりと開け車道に出た。この辺りから見る南アルプスの山並みは墨絵のようで美しい。しばらく見とれていると、その方向上空に大型のタカが飛ぶ姿。距離は遠いがすぐに大型のタカ類だと解る。
2人で並んで双眼鏡を向けながら、やれ「イヌワシの若鳥だ!」だの「いやあのシルエットはクマタカじゃないか!?」などとお互いの識別眼を主張しているうちにその遠く黒っぽいシルエットはサーッと、滑るように東の空へと消えていってしまった…。
 
清泉寮までたどり着き付近のショップで家族への手土産を買うと2時近く。帰りも首都高速の渋滞を思うと心配である。こちらも名残惜しいがすぐに帰路に着くこととなった。
 
短い時間ではあったが、ひさびさに山野の鳥たちと至福の時間を過ごすことができた。大自然に感謝。
 
画像は八ヶ岳高原大橋からの八ヶ岳の眺望
 
2010/11/12    八ヶ岳アートフェスティバル2010のイベントに参加する
日付が前後するが、7日、「八ヶ岳アートフェスティバル2010」のイベントに参加するため早朝暗い時間から当工房のスタッフでもある連れ合いと車に荷物を積み、一路山梨県へと出発した。昨晩、日本シリーズ第6戦の延長15回というとても長い試合を夜中までテレビ観戦したせいでとても眠い(自業自得)!!
 
千葉から山梨に向うには都内の渋滞をさけなければならない。5時過ぎに出発したおかげで、高速も空いていてスイスイと走り抜けることができた。心配していた天気も晴れ、中央道に入りしばらくすると周辺の紅葉した山々が美しい。奥多摩、高尾山を越えるとどんどん山深くなっていく…富士山の山頂が雪化粧をしている。冬ももうすぐだ。山梨県に入り奥秩父主脈の山が右方向に見えて来ると正面には八ヶ岳、左方向には鳳凰三山や甲斐駒ケ岳など南アルプスの山々がすぐ近くに迫ってくる。
 
須玉のICを降りると山梨県北杜市に着いた。ここから今日のイベント会場「藪内正幸美術館」に向う。
清里、小淵沢など八ヶ岳山麓周辺には美術館がとても多い。今回のフェスは年に一回この周辺の美術館が互いに協力し、展覧会やイベントを開催しているものだ。
これから僕が行く美術館は日本で唯一の野生動物画の美術館で、日本を代表する動物画家、藪内正幸氏の作品の企画展を主に開催している。藪内氏と言えば1970年代から80年代にかけてサントリーの新聞広告で野鳥や哺乳類のペン画を担当していたことでも知られる。初めて広告を目にした時、僕はまだ高校生だったが、そのインパクトの強い生態画をよく憶えている。
 
サントリーの白州蒸留所を過ぎ看板に導かれ林の中の道を行くと、ロッジ風の建物が見えて来た。館長でご長男の竜太さんがこちらに気づいて出迎えてくれた。さっそく館内に荷物を下ろして今日のイベントである「消しゴム版画教室」の準備をする。
館内はちょうど藪内氏が生前に制作した絵本の原画を企画展示しているところで、ご本人が使用した画材なども展示されていた。ショップには絵本やポスターなど数多くの出版物も展示販売していて、「藪内ワールド」が広がっていた。
 
館長に美術館建設の経緯や運営の苦労話などをお聞きしているうちに昼前となり来館者が増えてきた。「消しゴム版画教室」の参加者も増えてくる。今回用意した下絵は北杜市周辺の動物や野鳥、昆虫などのいきもの。人気があったのはニホンリスとシジュウカラだった。大人から子供まで、館長のお子さん達も飛び入りで参加し、熱心に制作していただいた。
 
あっ…というまに5時の閉館時間。お名残惜しいが記念撮影などして早々に道具を片付け、ご紹介いただいた市内の宿へと向った。
 
藪内さん、ご家族のみなさん、参加した方々、素敵なイベントに参加させていただきありがとうございました。感謝いたします。
 
日記は次回へ続く
 
画像は静かな林の中に佇むロッジ風デザインの「藪内正幸美術館」
2010/11/09    祝、日本シリーズ優勝!! ロッテ5年ぶり日本一
7日、プロ野球日本シリーズ、千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズ第7戦(名古屋ドーム)で延長12回の激戦の末、ロッテが8対7の1点差で勝利。4勝2敗1分けで優勝を決めた。
レギュラーシーズン3位のチームが日本一になるのは球史に残る新記録。
 
「千葉ロッテマリーンズ5年ぶりの日本一、おめでとうっ!!」
 
僕はあいにくこの日、出張中でテレビが見れず、ロッテファンの友人から「携帯メール中継」を送信してもらって優勝の瞬間を知った。動画は家族に録画をしてもらって帰宅後、ビデオ観戦した。
 
…思い返せば今年のシーズン前、各新聞誌面の今シーズンパリーグ予想順位表では評論家筋にことごとく下位にランキングされ監督、選手、ファンはとても悔しい思いをした。その後、開幕ダッシュに成功したものの夏に故障者が続出し、まさかの連敗街道まっしぐら。
シーズン終盤にはCS(クライマックスシリーズ)進出さえ危ぶまれた。
ようやくCS進出してからもゲバ評で1st ステージでは西武優位と評価され、勝ってファイナルステージに進んでもソフトバンク優位と言われた。
そしてCS優勝を果たし迎えた日本シリーズ、またしても多くの評論家筋はドラゴンズ優位と評し続けた。
 
指揮官である西村監督はこうしたゲバ評を横目に見ながら、今年度チームスローガンの「和」をかかげ、終始チームワークの全員野球を徹底して推し進めた。選手たちは「長打の少ないコツコツ打線」「高校野球のようだ」と陰口を囁かれながらセンター返しやバント、盗塁、四球などを多様し、後ろに繋ぐ打線、足を使った機動力野球に勤めた…結果、最終決戦の場までマリーンズというチームは観戦するものにベースボール本来の魅力である、変化のある楽しいプレーを見せてくれたのだ。
 
終盤、「ミラクルマリーンズ」とも言われたが、奇跡などではなくチームが結束し選手1人1人が1つのゴールを目指してコツコツと努力を積み上げてきた結果が優勝という形に結実したのだと思う。
 
今月、13日は東京ドームで「日韓クラブチャンピオンシップ2010」が開催され、韓国リーグの優勝チームであるSKワイバーンズと対戦する。
「和」の精神を持ってアジア一を目指し最後までいい試合をしてください。
 
画像は日本シリーズ、第7戦の模様を伝えるスポーツ新聞記事の一部
 
2010/11/05    日本シリーズ第5戦に参戦する
4日、今年のプロ野球の最終決戦である日本シリーズ、千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズの第5戦に参戦して来た。
 
会場はもちろん、千葉マリンスタジアム。今回、チケットを購入するのにとても苦労した。抽選に応募してはずれ、一般販売開始日に電話予約で取れず、ようやくネット申し込みでバックネット裏上部の席をゲットすることができた。「フーッ…。」 さすがは日本シリーズ、チケットを手に入れるのも容易ではない。
 
我がマリーンズはパリーグのクライマックスシリーズを埼玉西武ドーム、福岡ヤフードームと勝ち進み、10/30から始まった日本シリーズ第1、2戦を名古屋ドームと転戦。11/2に約1ヶ月ぶりにようやく千葉のホーム球場に帰って来た。ここまでドラゴンズとの対戦成績は2勝2敗で5分。
先に4ゲーム勝ったチームが優勝となるので、この日勝つと王手をかけられる。
 
「寒い季節に入っても今年の千葉は野球で盛り上がっているねぇ…。」
 
プレーオフの短期決戦は投手や打者のコンディションもさることながら指揮官の采配も大きく影響してくる。
その両軍の指揮官であるロッテの西村徳文監督と中日の落合博満監督は80年代「ロッテオリオンズ」が川崎球場にあった頃のチームメート同士、まさに運命的な対決なのである。両監督共、選手時代には数多くの記録を残した名選手でもある。
人間のタイプは対照的で、常にチームワークを重んじる「団結の西村」対、選手の闘争心をあおる「攻撃の落合」との戦いと言ってもいい。
 
午後、6時30分からスタートした第5戦、1回の表にロッテの先発ヘイデン・ペンが立ち上がりの悪いところを竜打線の猛攻を受け1点を先制されるが、すぐ裏にマリンガン打線が爆発、4点を取ってリードした。
その後も勢いに乗った打線は中日の先発中田をしつこく捕え、7番キム・テギュンの4打数4安打、4番サブローのシリーズ1号2ランなどで加点し、10対4でロッテが快勝した。
 
「やったね! 王手がかかった。」
 
スタジアム中のあふれんばかりのロッテファンは大喜びとなり、「あと1勝!」コールを何度も繰り返していた。
移動日1日をはさんでいよいよ名古屋ドームでの決戦となる。セリーグチャンピオンのドラゴンズも強い。簡単には行かないだろう。
さて、日本一の勝者はいったいどちらのチームになるのか。
 
千葉ロッテマリーンズ、最後の最後まで応援しています。がんばってください!!
 
画像は日本シリーズのゲートがディスプレイされ、プロ野球ファンにわく千葉マリンスタジアム正面ゲート
 
 
 

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Last updated: 2011/12/14