4日、今年のプロ野球の最終決戦である日本シリーズ、千葉ロッテマリーンズ対中日ドラゴンズの第5戦に参戦して来た。
会場はもちろん、千葉マリンスタジアム。今回、チケットを購入するのにとても苦労した。抽選に応募してはずれ、一般販売開始日に電話予約で取れず、ようやくネット申し込みでバックネット裏上部の席をゲットすることができた。「フーッ…。」 さすがは日本シリーズ、チケットを手に入れるのも容易ではない。
我がマリーンズはパリーグのクライマックスシリーズを埼玉西武ドーム、福岡ヤフードームと勝ち進み、10/30から始まった日本シリーズ第1、2戦を名古屋ドームと転戦。11/2に約1ヶ月ぶりにようやく千葉のホーム球場に帰って来た。ここまでドラゴンズとの対戦成績は2勝2敗で5分。
先に4ゲーム勝ったチームが優勝となるので、この日勝つと王手をかけられる。
「寒い季節に入っても今年の千葉は野球で盛り上がっているねぇ…。」
プレーオフの短期決戦は投手や打者のコンディションもさることながら指揮官の采配も大きく影響してくる。
その両軍の指揮官であるロッテの西村徳文監督と中日の落合博満監督は80年代「ロッテオリオンズ」が川崎球場にあった頃のチームメート同士、まさに運命的な対決なのである。両監督共、選手時代には数多くの記録を残した名選手でもある。
人間のタイプは対照的で、常にチームワークを重んじる「団結の西村」対、選手の闘争心をあおる「攻撃の落合」との戦いと言ってもいい。
午後、6時30分からスタートした第5戦、1回の表にロッテの先発ヘイデン・ペンが立ち上がりの悪いところを竜打線の猛攻を受け1点を先制されるが、すぐ裏にマリンガン打線が爆発、4点を取ってリードした。
その後も勢いに乗った打線は中日の先発中田をしつこく捕え、7番キム・テギュンの4打数4安打、4番サブローのシリーズ1号2ランなどで加点し、10対4でロッテが快勝した。
「やったね! 王手がかかった。」
スタジアム中のあふれんばかりのロッテファンは大喜びとなり、「あと1勝!」コールを何度も繰り返していた。
移動日1日をはさんでいよいよ名古屋ドームでの決戦となる。セリーグチャンピオンのドラゴンズも強い。簡単には行かないだろう。
さて、日本一の勝者はいったいどちらのチームになるのか。
千葉ロッテマリーンズ、最後の最後まで応援しています。がんばってください!!
画像は日本シリーズのゲートがディスプレイされ、プロ野球ファンにわく千葉マリンスタジアム正面ゲート
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